起業で成果を出しやすいのは、自分の得意な動き方・考え方に合ったビジネススタイルを選んだときです。この記事の13問のチェックに答えると、共感セールス型・職人型・実行特化型・クリエイター型・ニッチ専門型・仕組み構築型の6タイプのうち、自分に近いタイプがわかります。タイプごとの強み・注意点と、向いているビジネス例もあわせて紹介します。
起業前に自分のタイプを知るべきなのはなぜか?
人によって得意な動き方・考え方が違い、それに合ったビジネススタイルのほうが成果につながりやすいからです。「起業したいけれど、どんなビジネスが自分に向いているのか分からない」という悩みを持つ人は少なくありません。起業に向いている人の特徴は、起業家診断チェックツールから見える10の特徴でも紹介しています。
たとえば、人との信頼関係を大切にできる人は「共感セールス型」、手を動かすのが得意な人は「職人型」、戦略を考えるのが得意な人は「仕組み構築型」というように、特性によって力を発揮しやすい分野は異なります。
この記事では、自分のタイプがわかる起業タイプ診断と、タイプごとの特徴や向いているビジネスを解説します。自分に合ったスタイルを見つけて、起業という選択を現実的に考えるきっかけにしてください。
あなたの起業タイプはどれか?(13問のチェック診断)
当てはまる項目にチェックするだけで、6つのタイプのうち最も近いタイプを判定します。日常のちょっとした行動や考え方から、自分に合った起業スタイルを確かめてみましょう。
- 日常の行動や考え方に関する13問にチェック
- 自分に合った起業スタイルを6つのタイプに分類
- 回答数に応じて、最も近いタイプを自動で判定

あなたの起業タイプを診断!
この診断は、「起業家に見られる10の資質」や、
『起業の科学』『Grit』などの知見を参考に作成した簡易診断です。結果は目安としてご活用ください。
タイプ別に向いているビジネスと注意点は?
タイプごとに強みと課題があります。たとえば職人型はリフォームなど技術を生かす事業、共感セールス型は地域密着型の事業が向いています。
各タイプの表に挙げた人物例は、タイプのイメージをつかみやすくするために編集部が挙げた参考例です。ご本人の公式な分類や自己評価を示すものではありません。
【共感セールス型】人との信頼でビジネスをつくるタイプ

特徴
- 人の話をしっかり聞ける
- 相手の感情や困りごとに自然と寄り添える
- 顧客との信頼関係を重視する
- 「売る」より「支える」スタンスが自然にできる
共感セールス型は、無理な営業や押し売りではなく、信頼と共感から自然に選ばれていくスタイルが得意です。対話や関係構築を重視し、長期的な関係づくりや口コミに強みがあります。
向いているビジネス例
- 介護・福祉・カウンセリング・訪問美容
- ライフコーチ・パーソナルレッスン
- 地域密着型のフランチャイズビジネス(例:介護リフォーム)
参考:このタイプのイメージに近い人物例
| 分野 | 人物 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビジネス界 | 稲盛和夫(京セラ創業者) | 哲学的な経営と社員・顧客との心のつながりを重視 |
| 芸能人 | ベッキー | 相手への気配りと丁寧なコミュニケーションで人気 |
| アスリート | 長谷部誠 | キャプテンとしての“チームをまとめる力”と傾聴力 |
| 歴史上の偉人 | ナイチンゲール | 患者の声に耳を傾け、思いやりを基盤に行動した改革者 |
注意点
- 「相手のために」と思うあまり、自分を後回しにしがち
- 金銭面や収支の計算に苦手意識があると続けにくくなる
- 「助けたい」気持ちを事業に落とし込むための仕組み化が必要
【職人型】自分の手で価値を生み出すクラフトマンタイプ

特徴
- 細部へのこだわりが強く、妥協を許さない
- 自分の技術や経験に自信と誇りを持っている
- 一つひとつの仕事に誠実に向き合う
- 周囲に流されず、自分のスタイルを大事にする
「いいものをつくれば伝わる」という信念を持ち、質の高い仕事を黙々と積み重ねられるタイプです。手に職やスキルを生かした独立・開業に向いています。
向いているビジネス例
- リフォーム・内装・整備・ものづくり系の事業
- 修理・リペア・メンテナンスなどの実務型業務
- 技術系フランチャイズ(介護リフォームなど)
職人型の方が独立を考えるときは、職人が独立するために必要な準備も参考にしてください。
参考:このタイプのイメージに近い人物例
| 分野 | 人物 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビジネス界 | 安藤忠雄(建築家) | 世界的建築家、日本人に刺さる“職人魂”の象徴 |
| 芸能人 | ビートたけし(北野武) | 映画も美術も、自分の手で作り込む職人気質 |
| アスリート | イチロー | 圧倒的な反復と精度で結果を出す“求道者”タイプ |
| 歴史上の偉人 | 宮本武蔵 | 生涯をかけて剣の技術を磨き続けた職人肌の求道者 |
注意点
- 「いいものを作ること」に偏りすぎると、売る力が弱くなる
- 発信や広報が後回しになりやすいため、信頼できるパートナーや営業支援が鍵になる
- ときには完璧を待たずに世に出す判断も必要
営業や集客を本部の仕組みで補う方法として、フランチャイズで起業するメリット・デメリットも確認しておくと判断しやすくなります。
【実行特化型】まず動く、突破力のあるチャレンジャータイプ

特徴
- 思い立ったらすぐに動ける
- 完璧でなくても「まずやってみる」が基本スタンス
- 失敗を恐れず、試行錯誤で前に進める
- 周囲の反応より、自分の直感や勢いを大事にする
スピードと突破力が武器のタイプです。アイデアを寝かせるより先に動けるため、行動量で周囲と差がつき、先行者として優位に立てる場合もあります。
向いているビジネス例
- フードトラック・物販・イベント系などの短期展開ビジネス
- YouTubeやSNSでの起業、コンテンツ販売
- 初期費用の少ないスモールスタート型のフランチャイズ
参考:このタイプのイメージに近い人物例
| 分野 | 人物 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビジネス界 | 堀江貴文 | とにかく即行動。仮説検証のスピードが桁違い |
| 芸能人 | 明石家さんま | 常に“今この瞬間”に全力で動く、瞬発力の塊 |
| アスリート | 本田圭佑 | 海外挑戦・クラブ運営など、即断即決で動く行動派 |
| 歴史上の偉人 | 豊臣秀吉 | 身一つから成り上がった、日本史屈指の“実行家” |
注意点
- 計画や準備を軽視しすぎると、継続性や信頼に欠ける
- やりっぱなしにならないよう、仕組み化や振り返りも必要
- 仲間の意見を聞きながら、勢いとバランスを両立させると強みが生きる
【クリエイター型】感性とアイデアで新しい価値を生み出すタイプ

特徴
- 発想力や独自の視点に優れている
- 自分の世界観や美意識を形にするのが得意
- 企画・表現・デザインなど「見せ方」にこだわる
- 同じことの繰り返しより、新しいことに意欲がわく
創造性を原動力に価値をつくるタイプです。ほかの人が思いつかないアイデアやデザイン、コンテンツを生み出す力に優れ、SNS時代にも強みを発揮します。
向いているビジネス例
- ハンドメイド、デザイン、写真、映像などのクリエイティブ業
- ブランド立ち上げ、ショップ開業、商品企画系
- Webデザイン、LP制作、コンテンツビジネスなど感性を生かす業種
参考:このタイプのイメージに近い人物例
| 分野 | 人物 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビジネス界 | 南場智子(DeNA創業者) | 発想力と戦略でインターネット事業を切り拓いた先駆者 |
| 芸能人 | 米津玄師 | 世界観を表現し、音楽・アート・映像の垣根を越えるアーティスト |
| アスリート | 羽生結弦 | 表現力と美しさで世界を魅了する“芸術型アスリート” |
| 歴史上の偉人 | レオナルド・ダ・ヴィンチ | 芸術と科学を横断した“万能の天才” |
注意点
- こだわりすぎて完成しない状態になりやすい
- 「売れるもの」と「自分の作品」の間で葛藤しやすい
- 事業として続けるには、収益化と規模拡大の視点も必要
【ニッチ専門型】好きや強みを深掘りする専門家タイプ

特徴
- 特定の分野に対する知識やこだわりが深い
- 流行よりも「自分が本当に好きなこと」に情熱を注げる
- 誰も知らないことを探求するのが楽しい
- 専門的な話をするのが苦にならず、むしろ得意
狭くても深く、確実に価値を届けられるタイプです。ニッチな市場や専門性の高い分野で独自の立ち位置を築けるのが強みで、SNSやブログで情報発信を続ければ、熱心なファンや顧客がつく可能性もあります。
向いているビジネス例
- 特定分野の情報発信・講座・ブログ・コンサル
- 専門知識を生かしたセレクトショップやオンライン販売
- 趣味・カルチャー・技術系のYouTubeやコミュニティビジネス
参考:このタイプのイメージに近い人物例
| 分野 | 人物 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビジネス界 | 成毛眞(元マイクロソフト日本法人社長) | 雑学王・博識家としての発信スタイルで独自ポジションを確立 |
| 芸能人 | マツコ・デラックス | 独自の視点と深い教養でニッチな話題も魅力に変える達人 |
| アスリート | 藤井聡太 | 狭く深い“将棋”という世界で圧倒的強さを極めた探究者 |
| 歴史上の偉人 | 本居宣長 | 古事記の研究に生涯を捧げ、日本文化を掘り下げた学者型人物 |
注意点
- 市場が狭すぎると収益化に苦戦する場合がある
- 好きなことを「他人の役に立つ形」に変換する視点が必要
- 自己満足で終わらせず、「誰にどう届けるか」を考えることが大切
【仕組み構築型】ロジカルに回す“裏方思考”のビジネス設計者

特徴
- 手順を整理したり、業務を効率化したりするのが得意
- 自分が目立つよりも、仕組みで成果を出すことに喜びを感じる
- 物事を分解して、全体最適を考えられる
- 継続性・自動化・再現性に価値を見出す傾向がある
再現性のあるビジネスモデルを設計し、安定的に回すことが得意なタイプです。派手さや勢いはなくても、数字や業務改善を重視する姿勢で堅実に事業を伸ばせます。複雑な問題を整理し、他人にわかりやすく伝える力にも優れています。
向いているビジネス例
- システム構築、業務フロー設計、SaaS、ノーコード系
- 自動化・効率化ビジネス(マーケティング、業務代行、仕組み販売)
- 教育・講座運営、フランチャイズ本部などスキームを構築する立場
参考:このタイプのイメージに近い人物例
| 分野 | 人物 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビジネス界 | 三木谷浩史(楽天) | ECを中心に多角化を図り、大規模プラットフォームを設計 |
| 芸能人 | 秋元康 | アイドル・番組・CMまで仕組みで回す“プロデューサー型” |
| アスリート | 野村克也 | ID野球(データ重視の戦略)を編み出した監督 |
| 歴史上の偉人 | 渋沢栄一 | 近代日本資本主義の父。500以上の企業設立に関与 |
注意点
- 完成度にこだわりすぎて、始める前に疲れてしまう傾向がある
- 他人を巻き込む情熱や表現力が不足しがち
- 設計だけでなく、まず動かす「初動力」も意識するとよい
診断結果を起業準備にどう生かせばよいか?
タイプがわかったら、強みを生かせる事業形態を選び、苦手な部分を補う仕組みやパートナーを準備することが次の一歩です。起業は、才能のある一部の人だけの選択肢ではありません。大切なのは、自分に合ったやり方で始めることです。
6つのタイプには、それぞれに強みと課題があります。診断を通して自分の特性や向いているスタイルが見えてきたら、それが起業への第一歩です。始める時期については、独立・起業に適したタイミングの考え方も参考になります。
具体的な準備の進め方は、起業するときに最初に取り組む3つのステップで解説しています。
いま何をしなきゃいけないの?
これはいつまでにやるべきなの?
起業に向けて不安がある方のために、「起業準備マニュアル」のホワイトペーパーをご用意しています。ぜひご活用ください。

よくある質問
まとめ|自分のタイプに合った起業の形を選びましょう
起業の進め方に唯一の正解はありません。自分の得意な動き方を知り、強みを生かせる事業を選び、苦手な部分を補う手段を用意することが、無理なく事業を続けるための土台になります。
介護リフォーム本舗のフランチャイズに加盟して起業することも、選択肢の一つです。高齢化が進むなかで需要が見込まれるシニア分野で、本部の仕組みや支援を活用しながら事業を始められます。共感セールス型や職人型の強みを生かしたい方は、資料請求で詳しい内容を確かめてみてください。






