原油高でも需要安定|資材高騰時代に介護リフォームフランチャイズが強い理由

原油高が続く今、リフォーム事業を取り巻く環境は大きく変化しています。これまでのように「需要がありそう」「単価が高そう」という視点だけでは、安定した経営につながりにくくなっています。理由は、原油価格の上昇が材料費と物流費の両方に影響し、見積もりの難しさと利益率の低下を同時に引き起こしているからです。IEAは2026年3月時点で、中東情勢の悪化により世界の石油市場で大きな供給障害が起きていると整理しており、ブレント原油先物は一時120ドル近くまで上昇したと報告しています。
※参照:IEAレポート|IEA Oil Market Report – March 2026

このような局面においては、内装、塗装、大規模改修のように石油由来資材を多く使う事業ほど影響を受けやすくなります。一方で、比較的影響を受けにくい分野として注目したいのが介護リフォームです。介護保険の住宅改修は、手すりの取付け、段差の解消、滑り防止のための床材変更、扉の取替えなど、小規模で生活に直結する工事が中心です。厚生労働省も、これらの住宅改修を在宅生活を支える制度として位置づけています。

独立開業や新規事業を考えるとき、今は「どの市場が伸びるか」だけでは不十分です。「原油高でも利益を維持できるか」「需要が先延ばしされにくいか」という構造面から見極める必要があります。この記事では、その視点から、なぜ今は内装や塗装より介護リフォームなのかを解説します。

原油高・燃料高でリフォーム業はどう変わるのか

原油高は一般的なリフォーム業の利益を圧迫しやすい

リフォーム業が石油由来の材料と燃料コストの両方に依存しているからです。

原油先物市場

原油先物価格の推移を見れば、現在の状況が一目瞭然です。4月現在、原油高はとどまる気配を見せていません。
原油高の局面では、一般リフォームは売上以上に利益面で厳しさが出やすくなります。

その理由は、原油価格の影響が一か所にとどまらないからです。
まず直接的には、塗料、接着剤、樹脂建材、床材など、石油由来原料を含む資材の価格に影響します。さらに、燃料費高騰などにより現場までの移動にかかるガソリン代、資材の運搬にかかる物流コスト、場合によっては設備や機材の調達費まで上昇圧力が及びます。つまり、「材料費だけが上がる」のではなく、施工全体の原価が押し上げられる構造になっています。

ここで経営上の問題になるのは、見積もりと実際の利益がずれやすくなることです。
見積もり時点では採算が合っていても、契約から施工までの間に材料価格や燃料費が上がれば、想定していた粗利が削られます。しかし、いったん提示した金額を簡単に上げられるとは限りません。結果として、「受注しているのに利益が薄い」という状態が起こりやすくなります。

この問題は、特に工期が長い工事、大量の資材を使う工事ほど深刻です。
たとえば外壁塗装、大規模な内装改修、水回りの全面改装、マンションの原状回復工事などは、資材の使用量も工程数も多く、価格変動の影響を吸収しにくい傾向があります。原油高の局面では、こうした工事は売上規模が大きく見えても、利益の読みづらさという別のリスクを抱えます。

今の市場環境では、「必要だが急がない工事」が先送りされやすくなります

原油高と中東情勢の不透明感が続く局面では、一般的なリフォーム需要の一部が先延ばしされやすくなります。

なぜなら、多くのリフォームは必要性があっても、実施時期をある程度選べるからです。
たとえば、内装のリニューアル、外壁の塗り替え、大規模改修、間取り変更などは、重要な工事であることに変わりはありません。しかし、「今すぐでなければ生活できない」という性質のものばかりではありません。そのため、顧客側は価格が不安定な時期ほど慎重になります。

実際の心理としては、次のような判断が起きやすくなります。

  • 価格が落ち着いてから検討したい
  • 情勢が安定してから工事したい
  • 今は見積もりだけ取って様子を見たい
  • 急ぎではないので時期をずらしたい

この「様子見」が増えると、事業者側では見込み案件が増えても成約までの期間が長くなります。
しかも、その間にも仕入れ価格は動きます。見込み客はいるのに契約が決まらず、原価は上がり続ける。この状況は、特に新規参入の事業者にとって重い負担になります。

ここで重要なのは、需要の絶対量ではなく、需要の性質です。
市場にニーズがあることと、すぐに受注できることは別です。原油高の局面では、「いつでもよい工事」は後ろ倒しされやすく、「今必要な工事」が選ばれやすくなります。

介護リフォームは、原油高・燃料高に対して構造的に強い

結論から言えば、介護リフォームは一般リフォームに比べて、原油高の影響を受けにくい事業構造を持っています。

その理由は大きく3つあります。
1つ目は、使用する資材が比較的少ないことです。
2つ目は、工期が短く、原価変動リスクを抑えやすいことです。
3つ目は、需要の多くが生活上の必要性に基づいており、先送りされにくいことです。

介護リフォームとは、高齢者や要介護者が自宅で安全に生活するために行う住宅改修を指します。代表的な工事には、手すりの取付け、段差の解消、滑りにくい床材への変更、開き戸から引き戸への変更、洋式便器への交換などがあります。介護保険制度の住宅改修として扱われることも多く、制度と生活支援の両面から需要が支えられている分野です。

一般的な内装工事や塗装工事と比べると、介護リフォームは一件あたりの施工規模が小さい傾向があります。
特に実務の中心になりやすいのが手すり工事です。2m程度の部材、取付金具、簡易な下地補強などで対応できる案件が多く、大量の塗料や接着剤、広範囲の床材を使う工事とは性格が異なります。大型車両や大がかりな資材置き場を前提にしないため、ガソリン代の上昇は無視できないものの、事業全体を揺るがすほどの影響にはなりにくいのが特徴です。

また、工期が短いことも見逃せません。
介護リフォームは、半日から1日程度で完了する工事も少なくありません。見積もりから完工までの期間が短いということは、その間に原価が大きく変動するリスクも比較的小さくなるということです。長期案件ほど相場変動の影響を受けやすいことを考えると、これは大きな経営上の利点です。

つまり、介護リフォームは、低資材・短工期・小回りの利く施工体制によって、原油高の影響を相対的に受けにくい分野だと言えます。

介護リフォームの需要は、「やった方がよい工事」ではなく「今必要な工事」です

結論として、介護リフォームが安定しやすい最大の理由は、需要の多くが生活維持に直結していることです。

内装や塗装の多くは、快適性や美観の改善、老朽化への対応を目的とします。もちろん重要な工事ですが、一定期間の先送りが可能なケースもあります。
一方で、介護リフォームは性質が違います。

  • 玄関や廊下に手すりがないと移動が不安定になる
  • 浴室の段差が転倒リスクにつながる
  • トイレへの動線が危険で介助負担が大きい
  • 開き戸が使いにくく、出入りに支障が出る

このような状態では、「情勢が落ち着いてから」「価格が戻ってから」とはなりにくいのが実情です。
日常生活に支障が出ている以上、工事の必要性が高く、先延ばししづらいからです。

ここが、一般リフォームとの決定的な違いです。
介護リフォームは、検討需要ではなく必要需要が中心です。営業して需要を作るというより、すでに存在している課題に対して具体的な解決策を提供する事業だと言えます。

さらに、介護保険制度の住宅改修は、一定の条件を満たせば支給対象になります。利用者にとっては自己負担が一定程度抑えられるため、自費の一般リフォームに比べて実施のハードルが下がります。これも需要の安定性を支える要素です。
介護リフォームは「そのうちやる工事」ではなく、「今やらないと困る工事」を中心にしているため、市況の悪化局面でも需要が止まりにくいのです。

新規事業として見たとき、介護リフォームは「粗利を確保しやすい構造」

結論として、介護リフォームは単価の大きさで勝負する事業ではありませんが、原価の膨らみを抑えやすく、粗利を確保しやすい構造を持っています。

この点は、新規事業を考える経営者にとって非常に重要です。
今のように原価が読みにくい時代では、高単価であること以上に、粗利の再現性があることの方が意味を持ちます。どれだけ売上が大きくても、資材高騰と工期長期化で利益が削られれば、経営としては安定しません。

介護リフォームが粗利を確保しやすい理由は、主に次の3点です。

1.材料原価の比率を抑えやすいこと

介護リフォームの中心は、手すり設置や段差解消などの小規模工事です。
大量の塗料や接着剤、広範囲の仕上げ材を継続的に使う業態に比べると、材料費の膨張リスクが限定されます。原油高の影響を受けないわけではありませんが、受け方が比較的穏やかです。

2.短工期で回転率を上げやすいこと

1件あたりの施工期間が短いため、案件を積み上げやすくなります。
長期案件を少数抱えるよりも、小規模案件を安定的に回す方が、相場変動の影響を受けにくく、資金繰りの見通しも立てやすくなります。

3.必要需要が中心で受注が止まりにくいこと

粗利率は、原価だけで決まるものではありません。
受注が安定していることも重要です。介護リフォームは、生活支援に直結するため、不要不急の工事に比べて需要が後ろ倒しされにくい傾向があります。これが、売上と粗利の安定性につながります。

介護リフォームに特化したフランチャイズ、介護リフォーム本舗のビジネスモデルでは、粗利率は50%です。フランチャイズの強みを活かして仕入れを抑え、原価の高騰の影響を受けにくい構造が大きな強みとなっています。

一般リフォームと介護リフォームの違い

内装・塗装・大規模改修と介護リフォームは、同じリフォーム業でも、経営上のリスク構造が大きく異なります。

比較すると、その違いは明確です。

比較項目一般リフォーム介護リフォーム
主な工事内容内装改修、塗装、大規模改修、水回り更新など手すり取付け、段差解消、扉変更、滑り防止など
資材使用量比較的多い比較的少ない
石油由来資材の影響受けやすい相対的に受けにくい
工期長くなりやすい短い案件が多い
需要の性質検討需要が多い必要需要が中心
需要の先送り起こりやすい起こりにくい
利益の読みやすさ相場変動の影響を受けやすい比較的読みやすい

この表から分かるのは、介護リフォームが「景気や相場に左右されず、外部環境の変化を受けにくい」ということです。

新規事業を検討する経営者にとって重要なのは、ここです。
伸びそうに見える市場に入ることよりも、悪環境でも崩れにくい市場に入ることの方が、結果として事業継続性を高めます。
先行きの情勢が不透明なこの時代、需要が確実に続く可能性の高い市場を見極める視点が必要です。


介護リフォームの強みは「経営の再現性」に

介護リフォームをフランチャイズで始める意味は、単に未経験でも参入しやすいことではありません。
制度対応、営業導線、施工品質を短期間で標準化できる点にあります。

介護リフォームは、小規模工事が中心とはいえ、一般リフォームとは違う知識が必要です。
介護保険の住宅改修には、制度理解、申請手続き、理由書や見積書の整備、現地確認、施工後の写真管理など、独自の実務があります。さらに、ケアマネジャーや地域包括支援センター、福祉用具貸与事業所など、地域の介護ネットワークとの接点も重要になります。

この領域をゼロから独学で整えることももちろん可能ですが、それには時間がかかります。
しかも、制度理解が不十分なまま営業すると、提案内容の精度が下がり、地域での信頼形成にも影響します。だからこそ、フランチャイズの価値が出ます。

フランチャイズの強みは、ブランド名そのものよりも、次のような経営の型を早く持てることです。

  • 制度対応の基本が整理されている
  • 見積もりや提案の標準化がしやすい
  • 営業導線が設計されている
  • 施工品質を一定水準に保ちやすい
  • 未経験者でも現場運営の再現性を高めやすい
  • 事業に特化したシステムによる効率がができる

介護リフォームは、再現性の高い分野であり、フランチャイズとしての相性も高いビジネスです。
介護サービスのように属人化しやすいビジネスモデルではなく、標準化しやすいという点にも強みがあります。


内装や塗装ではなく介護リフォームに目を向けるべき理由

原油高と中東情勢の不透明感が続く今、多角化先として優先すべきなのは、資材高騰と需要先送りの両方に強い分野です。
その条件を満たしやすいのが介護リフォームです。

内装や塗装、大規模改修は、今後も必要な市場であり続けます。
ただし、新規参入先として見た場合、今このタイミングで選ぶべきかどうかは別問題です。資材高騰の影響を受けやすく、顧客の様子見も起きやすい業態に、あえて今から入る合理性は慎重に考える必要があります。

一方で、介護リフォームは、需要の発生理由そのものが異なります。
美観の改善や快適性向上ではなく、安全確保と在宅生活の継続が目的です。つまり、景況感や国際情勢の影響を受けにくい「必要性の高い需要」が基盤にあります。しかも、小規模工事を中心に回していくため、資材高騰の影響も比較的限定されます。

経営者として見るべきなのは、この違いです。
市場があるかではなく、今の外部環境の中で、どちらが安定的に利益を残しやすいか。その問いに対する答えとして、介護リフォームは極めて合理的な選択肢です。


まとめ

原油高が続く今、リフォーム業への新規参入や事業多角化を考えるなら、判断基準を変える必要があります。
これまでのように「需要が大きい」「単価が高い」「知名度が高い」というだけでは不十分です。これから重視すべきなのは、原価高騰に耐えやすいか、需要が先送りされにくいか、粗利を確保しやすいかという点です。

その観点から見ると、介護リフォームは非常に優れた特徴を持っています。
使用資材が比較的少なく、工期が短く、生活に直結する需要が中心で、制度的な後押しもあります。さらに、介護リフォーム本舗のように粗利率50%超を訴求するモデルが存在することは、「小規模工事中心でも利益を残しやすい」ことを伝える材料になります。

今の時代に必要なのは、見かけの売上規模ではなく、悪環境でも崩れにくい事業です。
その意味で、介護リフォームは、原油高でも需要安定を狙いやすいフランチャイズ分野として、十分に検討する価値があります。

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