腰に爆弾抱えて働く毎日
朝6時。スマホのアラームが鳴っても、すぐには起き上がれない。
手をついて、ゆっくり体を起こす。「イテッ……」と腰に走る鈍い痛み。
この感覚は、毎朝の儀式になっている。
20代の頃は、現場仕事がまるで筋トレのように思えた。
だが今は、体が追いつかない。脚立の昇り降り、何度も運ぶ資材、しゃがんでの細かい作業──
それでも納期は待ってくれない。無理をしてでも、やらなければ終わらない。
湿布とコルセットは、今や相棒だ。
同世代の仲間たちも口をそろえて言う。「腰がヤバい」「肩がもう限界」「休む暇がない」──
けれど、休めばその分だけ収入が減る。
家族を養う責任もある。だから、今日も現場に立つ。
「きつい」と感じるのは、体だけじゃない
体力の限界だけでなく、心もすり減っていく。
リフォーム職人の仕事は、あらゆる方向から“きつさ”が襲ってくるのが現実。
リフォーム職人の仕事は「きつい」という声も少なからず聞こえてきます。いまの職人たちは、令和の時代に合った働き方をできているのでしょうか。
この記事では、リフォーム職人の働き方にスポットを当てていきます。
リフォーム職人の「きつさ」とは
「リフォーム職人はきつい」と一言でいっても、その中身は人それぞれ。
体の痛み、終わらない仕事、報われない努力、将来への不安──。
現場に立つ職人であれば、誰もが一度は感じたことのある“あるある”を、以下にまとめました。
「ああ、これ自分のことだ」と思う項目が、きっとあるはずです。
身体的なきつさ

- 腰が痛い/腰に爆弾抱えてる
- ひざが鳴る
- 足場の上は毎日が筋トレ
- 朝がつらい/疲れが取れない
- 重たい道具、資材を何往復も
- 指がボロボロ/手の感覚がなくなる
- 真夏の屋根裏地獄/冬場の外作業で手が動かない
- 濡れた床で足を滑らせたことがある
- 現場の粉塵で喉がイガイガ、咳が止まらない
- 溶接や切断作業で目がチカチカする
- 夏場の熱中症寸前の作業も“普通”扱い
- 夜に足がつって眠れない
精神的なきつさ

- 毎日時間との戦い
- クレーム対応で神経すり減る
- 「早く終わらせろ」「きれいにやれ」両方求められる矛盾
- 自分のせいじゃないミスでも責任がのしかかる
- 「職人は文句を言うな」の空気
- やって当然、感謝されない
- 気を抜くと命に関わるプレッシャー
- 現場間の移動中も電話が鳴りっぱなし
- うまく段取りがつかず、誰にも相談できない
- SNSや口コミで評価されることへのプレッシャー
- 「自分がいなきゃ現場が回らない」という重圧
- 客や元請けの気まぐれな仕様変更で台無しに
職場環境・人間関係のきつさ

- 昔気質の先輩が怖い
- 「見て覚えろ」文化が根強い
- パワハラっぽい怒号が飛ぶ現場
- 一人親方同士のギスギスした空気
- 若い子が入ってこない/教えてもすぐ辞める
- ずっと同じメンバーで閉鎖的な空間
- ベテランと若手の間で板挟み
- 忙しいのに雑用も全部自分がやる
- 朝の挨拶すらない職場もある
- 工事車両の駐車トラブルで近隣と揉める
- 気を遣うだけで疲れる会話が多い
工期・スケジュールのきつさ

- 無理な納期を詰め込まれる
- 雨で工期が遅れても帳尻は合わせろ
- 日曜返上/休みがあってないようなもの
- 一件終わればすぐ次へ──息つく暇なし
- 「段取り八分」って言うけど、実際は毎日現場がカオス
- 突発の追加工事で計画が崩れる
- 職人が足りず、2人分の仕事を1人でこなす
- 自分の都合より、他業者の都合が優先される
- 工期に間に合わせるための夜間作業
- 現場が終わっても、材料片付けや翌日の準備で帰れない
経済的なきつさ

- きつい割に給料が安い
- 元請けに利益を抜かれて手元に残らない
- 材料費高騰で利益が出ない
- 残業しても手当がつかない
- 保険・福利厚生がない or 最低限
- 独立したけど営業ができず仕事が安定しない
- 支払いが遅れる元請けに振り回される
- 経費精算の手間が多く、持ち出しがかさむ
- 請求ミスや書類不備で報酬が減る
- 雨で仕事が飛ぶ=その日丸々無収入
- インボイス制度で税金関係の負担が増えた
将来への不安

- 体がもたない、定年がない
- 「職人は潰しがきかない」って本当だと感じる
- 若手がいない=自分も引退できない
- 家族に「いつまで現場やるの?」と心配される
- 景気に左右されるのがつらい
- 資材費、ガソリン代、全部自腹でじわじわ痛い
- 職人歴30年でも「将来が見えない」と感じる
- 保険や年金が最低ラインで老後が怖い
- 周りが辞めていき、1人取り残される不安
- 現場が自分の全てなので、何かあったら終わり
- 息子・娘には「絶対この仕事はさせたくない」と思っている
一つでも「わかる」と感じたなら、それは今の働き方に限界や違和感を抱えている証かもしれません。
技術も、誇りもある。けれど、体も家族も、時間も限られている──
そんな中で「このままで本当にいいのか?」と感じるのは、自然なことです。
次の章では、その不安や葛藤に向き合いながら、“職人のままでいられる新しいキャリアの形”を考えていきます。
このままでいいのか?──目の前の「きつさ」を放置するリスクとは
「きついのは当たり前」
「みんな我慢してる」
「職人って、そういうもんだろ」
そうやって自分を納得させて、
気づかないふりをして、
今日もいつものように現場へ向かう──
それが“習慣”になっていませんか?
でも、本当にこのままでいいのでしょうか?
放っておけば、確実に“崩れる”ものがある
1. 体は、待ってくれない
腰、膝、肩…どこかしら痛みを抱えているのが当たり前。
でも、その「当たり前」は、ある日突然、限界を迎えます。
「ぎっくり腰で1週間動けない」「階段から落ちかけた」「握力がなくなってきた」──
そんな事故やケガが、一発で生活を変えてしまうことも。
2. 心も、すり減っていく
感謝されない。文句だけ言われる。時間も金も足りない。
そんな毎日を続けていれば、知らず知らずのうちに心も削れていきます。
「なんのために働いているんだろう」
そう思っても、手を止めるわけにはいかない。
それがいちばん苦しい。
3. 将来が見えないまま、時間だけが過ぎていく
周りを見渡しても、若手が育っていない。
自分が倒れたら終わり。
それでも、今の生活を変えるのが怖くて、何年も同じ場所に立ち続けている。
でも、時間は容赦なく過ぎていきます。
10年後も、20年後も、同じように脚立に登れるでしょうか?
「いつか限界が来る」とわかっていても、動けない理由
- 仕事を辞めたら収入がなくなる
- 他の仕事なんてできる自信がない
- 年齢的に、新しいことに挑戦するのが怖い
- 家族のために、自分だけが我慢すればいいと思ってしまう
その気持ち、よくわかります。
でも、“このままじゃまずい”と少しでも感じているなら、それは新しい選択肢を探すサインです。
職人の経験が武器になる成長市場、介護リフォームという選択

「このままでいいのか?」
そう思っても、じゃあ何をすればいいのかは、すぐには見えてこないものです。
転職?
でも、今さらまったく違う業界なんて、想像もつかない。
しかも、現場で何十年もやってきた自分にできる仕事なんて、限られてる気がする。
独立?
それも頭をよぎるけど、営業や集客は苦手だし、
今以上に不安定になるんじゃないかと、どうしても踏み出せない。
そんなふうに、「変わりたいけど、変われない」という葛藤の中にいる人は、多いはずです。
「じゃあ、自分の経験を“無理なく”活かせる場所は?」
リフォーム職人としての現場経験、
寸法や素材を見極める目、
お客様の生活に寄り添った提案力。
これまでに培ってきたその力を、
違う形で活かせるとしたらどうでしょうか?
- 今より身体への負担が少なくて
- 収入にもなって
- 社会的に必要とされている仕事
それは、「介護リフォーム」という分野なのかもしれません。
リフォーム経験 × 福祉ニーズ = これからの仕事になる
日本は今、どの地域でも少子高齢化が進み、
「家の中をもっと安全に、安心して暮らせるようにしたい」というニーズがどんどん増えています。
介護保険や自治体の補助金が使えることもあり、
介護リフォームは、今や住宅業界の中でも将来性のある“社会インフラ”のひとつになりつつあります。
バリアフリー化、手すりの取り付け、段差の解消──
これはまさに、リフォーム職人が得意としてきた分野。
あなたのこれまでの技術が、そのまま活かせる仕事です。
しかも、お客様はご高齢の方や、そのご家族。
「ただ直す」のではなく、「暮らしを支える」ための施工に、
心から感謝してくれる人たちがいます。
今までと同じように手を動かし、モノをつくる仕事。
でも、その先には人の暮らしや安心を守るやりがいがある。
これまで積み上げてきたあなたの経験は、決して無駄にはなりません。
むしろ、これからこそ必要とされていく──それがこの仕事です。
介護リフォームの現場では、職人たちが「きつさ」から解放されて、新しい働き方を手に入れることができる。
その根拠について、この後紹介します。
「きつい」を解決する、介護リフォームという働き方

きつい。
でも、他に選択肢がないからやっている。
我慢して、体を酷使して、現場を回してきた。
その結果、
・体がボロボロ
・休日も気が休まらない
・家族との時間が減る
・それでも収入は上がらない
そんな働き方を、あと何年続けられるでしょうか?新しいステージへ踏み出すには、早い方がいい。今がチャンスです。
リフォーム職人としての仕事と、介護リフォームの違い
もちろん、どんな仕事にも大変な部分はあります。
でも、「きつい」の中身が違うんです。
以下は、一般的な住宅リフォームと介護リフォームの働き方の違いを比べたものです。
比較:リフォーム職人 vs 介護リフォームの働き方
| 項目 | 従来のリフォーム職人 | 介護リフォームの仕事 |
|---|---|---|
| 身体的負担 | 重い資材、脚立作業、炎天下・極寒作業 | 室内中心、比較的小規模、手すり・段差対応など、部材も比較的軽量で負担が少ない |
| 工期・納期 | タイト、天候に左右される、急な仕様変更も | 工期が短く数時間で完工、天気による延期が少ない、事前調整が多く計画的、保険適用の場合は事前申請後の仕様変更不可 |
| 顧客対応 | 工期トラブル・クレーム対応が多い | 感謝されることが多い、信頼関係を築きやすい、介護業界からの継続的な紹介 |
| 収益性 | 安く叩かれる、価格競争に巻き込まれる | 介護保険による補助が7~9割あり、単価が明確・競争が少ない |
| 社会的意義 | 家を直す・綺麗にする | 人の生活・安全・尊厳を支える |
| 将来性 | 人手不足・価格下落・業界構造に不安 | 高齢化でニーズ拡大・長く働ける分野 |
無理せず、でも誇りを持って働ける場所
介護リフォームの仕事は、
体力だけに頼るのではなく、
これまで積んだ経験や技術、
そして“人に寄り添う力”が武器になります。
確かに一件当たりの単価は少なく、一発で爆発的に儲けが出るという仕事ではありません。
システムを使って効率化するとしても、見積や図面作成などの申請書類作成の手間もあります。
それでも十分に利益を確保しながら、地域に貢献し、長く続ける持続可能性の高い仕事です。
無理をしてまで続ける仕事ではなく、無理なく、でも“やりがい”と“収入”のバランスがとれる仕事。
それが、介護リフォームという選択肢です。
ただの職人で終わらないために──あなたの経験が活きる、次の一歩
「職人の仕事」は、確かにきつい。
でも、それだけじゃない。
技術も、誇りも、積み重ねてきた経験も、
誰にも真似できない“あなただけの武器”です。
だからこそ、
その経験を、これからも無理なく活かせる場所で使ってほしい。
身体を壊すまで働くのではなく、
人のために、そして自分の人生のために働ける仕事を、選んでほしい。
介護リフォームは、
あなたの力を必要としている“これからの仕事”です。
「職人はこうあるべき」
そんな時代はもう、終わりかけています。
これからは、技術だけじゃなく、自分の生き方を選ぶ力が大切です。
「このままでいいのか」と感じたその直感を、大切にしてください。
そして、次の一歩を踏み出すなら、それは決して遅くありません。
全く知らない介護業界で仕事をすることに不安を感じる方は、フランチャイズという働き方をお勧めします。
介護リフォーム本舗は、介護リフォームに特化し、全国の加盟店とともに累計14万件以上の介護リフォームを行ってきた実績があります。
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まずは、「自分にもできるかもしれない」と思ったその気持ちのまま、
一度だけ、情報を見てみてください。
あなたの経験が、
これからの社会で、もっと価値のあるものに変わっていくかもしれません。








